小学校から英語を始める理由とは
- 小学校から英語を始める理由とは
急速にグローバル化が進む社会で生きてゆく力を身につけるためです。
5、6年生の英語が教科化され、「外国語活動」が3,4年生から始まるという変化は、
英語教育のスタートが前倒しになるというだけではありません。英語教育全体の改革です。今回の英語教育改革では、目指す英語レベルの引き上げが行われます。
高校卒業時には、日常会話はもちろん、英語で授業を受けて、英語の資料を読みこなし、
英語でディスカッションできる力を身につけることが求められます。そのため内容的にも時間的にも、これまで以上の充実が必要となりました。
- 小学英語はどれくらい勉強するの?
1週間あたりでは2コマ程度です。1週当たりの時間だけ聞くと、「大した変化ではないな」と感じてしまうかもしれません。
しかし、3~5年生までの時間数で数えると、これまでの70コマが210コマになります。小学校で英語にふれる時間はこれまでの3倍になる計算です。今回の英語教育改革は、それだけ力の入った改革なのです。
- 中学英語はこれからどうなるの?
中学英語は、小学校同様にレベルアップします。まず扱う単語数が大幅に増えます。
現行の学習指導要領では1200語でしたが、2200~2500語になります。
これまで高校で習っていた文法単元の現在完了進行形や仮定法も中学で扱うようになります。- 小学生英語はどんなことを目標としているの?
小学生英語の目標は、「自分のことを説明する」です。「コミュニケーションの基礎となる資質・能力」の育成を目標としています。「言葉を使う場面」や「言葉のはたらき」を重点的に取り上げ、コミュニケーションの基礎を養い、英語学習を身につけてゆきます。小学生でも苦手意識を持つことなく、英語に取り組んでゆけるように工夫がされています。
これまで高校で習っていた文法単元の現在完了進行形や仮定法も中学で扱うようになります。- 小学英語はいつから始まるの?
正式なスタートは2020年4月ですが、移項措置期間があります。
2018年、2019年は移行措置期間として位置づけられています。
自治体や学校の実態に合わせて取り組んでゆくことなっています。- 小学生から英語を習わせた方がいいの?
正式なスタートは2020年4月ですが、移項措置期間があります。 2018年、2019年は移行措置期間として位置づけられています。 自治体や学校の実態に合わせて取り組んでゆくことなっています。
- 小学生から英語を習わせた方がいいの?
英語嫌いにならないことが何より一番大切です。
「これからは英語が大切だから」と、無理やり詰め込んでは英語嫌いになってしまいます。 小学年代では日頃から英語と接して、学ぶ機会を出来るだけ多く作ってあげましょう。 英語への興味を上手に引き出して、学ぶ意欲をもたせることがなによりも大切です。 いやいや取り組むよりも、楽しく学べるようにしたいものですね。
- 次の単語は5、6年生で使用する新しい教材「We Can!」で出てくる単語です。
いずれも身近なものをあらわす言葉ですが、あなたはいくつ分かりますか?- ① parfait ②zucchini ③yummy
- ④ astronaut ⑤calligraphy ⑥arts and craft
- 答 ①パフェ ②ズッキーニ ③おいしい ④宇宙飛行士 ⑤書道 ⑥図画工作