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今回の中間テスト、中3生たちにとっては高校入試に直結する大事なテストです。理科・社会にも時間かけて取り組み、5科目のバランスをはかっていこうと声かけしております。

今回、社会の歴史分野は日清・日露戦争のあたりがテスト範囲になっているところが多いようです。日清・日露戦争の前後は日本の歴史だけでなく、日本と世界のつながりがおさえるとよりすっきり理解できるかと思います。年表だけでは歴史の流れをなかなかつかみにくい時代だと言えます。

この時代は教科書でも取り上げられている、日本にやって来たフランス人画家ジョルジョ・ビゴーの風刺画を通して理解すると良いと思います。いわゆる画家というより、今で言うところの海外特派員としてやって来たビゴーは、文明開化の日本を好奇心と親しみをこめて描き、その姿を西洋に伝えました。明治初期の風俗、磐梯山の噴火、日清戦争、日露戦争をめぐるアジア情勢が一目でわかる絵になっております。

10年前に写真美術館で行われた展覧会カタログを教室に置いておきますので、自由に見てください。授業でも取り上げて詳しく説明いたします。

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2020/09/10

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