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昨日の朝日新聞朝刊に大学入試センターが共通テストに新教科「情報」を新設し、現在の6教科30科目を7教科21教科に見直す案をまとめたとの記事が一面のトップに掲載されました。コンピューターの仕組みやプログラミングを学ぶ情報Ⅰを出題範囲とするのはいいですが、これをペーパーテストで選択問題でやる意味あるのかな??ますます混迷を続ける大学入試であります。
テクノロジーの進化による社会の急激な変化そしてこのコロナ禍でその変化はさらに加速、一説によると10年前倒しになったとも言われております。近年の大学入試のトレンドは、理系人気が高く文系人気が低いいわゆる理高文低と地元志向。理系では医・薬の志願者減、情報・メディア・生命は堅調、理・工も産業界のニーズから伸びを見せています。文系では国際が堅調、経済・経営・法も下降気味。観光は就職が厳しいことから人気が下がりそうです。国際も留学の見通しがまだ立たないため敬遠傾向。しかしなおグローバル化は止まらないので、コロナ後は人気が戻るかもしれません。
高校受験を迎えた中3生たちは、これをよい機会として自分の将来について考えてみましょう。できれば5年、10年の長いスパンで。そしてコロナ後の私たちの社会はどうなっているでしょう。

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2020/10/22

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